COLUMN
セントラル浄水器を新築・リフォームで付けるなら?導入のタイミング別に確認したいポイント

「家を建てるときにセントラル浄水器も付けておきたい」「リフォームに合わせて検討したい」。セントラル浄水器は、新築でもリフォームでも、住み始めてからでも設置を検討できますが、タイミングによって確認したいことが少しずつ変わります。新築・リフォーム・入居後それぞれの進め方と、共通して見ておきたいポイントをまとめました。
セントラル浄水器は新築・リフォーム・入居後、どのタイミングでも設置を検討できます
セントラル浄水器は、水道メーターから家の中へ水が入る給水管の途中(給水元)に設置する浄水器です。たとえばセントラル浄水器 WelQuaは、今お使いの蛇口やシャワーを交換せずに使えるため、新築のときだけでなく、住み始めてからやリフォームのときにも取り付けを検討できます。
ただし、設置場所や配管の状況はお住まいごとに異なります。どのタイミングで付けるかによって、確認しておきたいことも少しずつ変わります。
| タイミング | 主な特徴 | 確認しておきたいこと |
|---|---|---|
| 新築の計画中(設計・着工前) | 設置スペースや配管ルートを、建物・外構の計画とあわせて考えやすい | ハウスメーカー・工務店に早めに伝え、工事の分担と時期を相談する |
| 新築の引き渡し後・入居後 | 暮らし始めてから、水の使い方に合わせて検討できる | 外構の仕上がりによって設置場所が限られることがある。建物の保証やアフターサービスの扱いも確認する |
| リフォームのとき | 水まわり・給水管・外構の工事と時期を合わせられる | リフォーム会社と工事の順番を調整する |
| 中古住宅の購入・入居前 | 住み始める前に工事の日程を組みやすい | 給水管の状態や、水道メーターまわりのスペース |
| 今の住まいのまま | 思い立ったときに検討できる | 設置スペースと配管の状況を、下見で確認する |
新築でセントラル浄水器を付けるときのポイント
設計の段階で「付けたい」と伝えておく
新築の場合、水道メーターの位置や、そこから家までの配管ルートは、建物や外構の計画と一緒に決まっていきます。セントラル浄水器を付けたいことを早めにハウスメーカー・工務店に伝えておくと、本体を置くスペースや、カートリッジ交換・点検のための作業スペースを確保しやすくなります。
外構工事とのタイミングを合わせる
本体は、屋外の水道メーターの近くに設置するのが一般的です。駐車場のコンクリートやフェンス、植栽などの外構工事が終わったあとだと、置き場所が限られてしまうことがあります。外構の図面を決める段階で、設置位置もあわせて考えておくと安心です。
工事の担当と時期を整理しておく
建物の給水工事を担当する会社と、セントラル浄水器を設置する会社が異なる場合は、「どの段階で、どの会社が、どこまで工事をするか」を事前に整理しておきましょう。引き渡し後に設置する場合も、建物の保証やアフターサービスに関わる点がないか、ハウスメーカー・工務店に確認しておくと安心です。
リフォーム・中古住宅でセントラル浄水器を付けるときのポイント
今お住まいの家や中古住宅でも、給水元に設置スペースがあれば取り付けを検討できます。リフォームと同時に進める場合は、工事の内容ごとに次の点を確認しておくとスムーズです。
| リフォームの内容 | 合わせて検討しやすい理由 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| キッチン・浴室など水まわりのリフォーム | 水まわりを見直すタイミングで、家全体の水についても考えやすい | 浄水を使いたい場所(お風呂・洗面台など)と、配管のつながり |
| 給水管の更新(引き直し) | 配管工事と同時に、設置位置を計画しやすい | 新しい配管ルートと、本体を置くスペース |
| 外構のリフォーム | 屋外の設置場所をあわせて整えやすい | 点検やカートリッジ交換がしやすい配置になっているか |
| 中古住宅の購入・入居前 | 住み始める前なら、工事の日程を組みやすい | 給水管の材質や傷み具合、水道メーターまわりのスペース |
築年数がたった住まいでは、給水管の状態によって、先に配管の補修や交換が必要になる場合もあります。下見の際には、設置スペースとあわせて配管の様子も確認します。
どのタイミングでも確認したい共通のポイント
新築・リフォーム・入居後のどの場合でも、次のポイントは共通して確認しておきたいところです。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 設置スペース | 給水元(水道メーター付近)に、本体を置く場所があるか |
| 配管の状況 | 配管の位置や状態、追加の工事が必要かどうか |
| メンテナンスのしやすさ | カートリッジ交換や点検の作業がしやすい場所か |
| 冬の冷え込み | 屋外の配管が冷え込みやすい場所では、凍結への備えもあわせて相談する |
| 住まいの種類 | マンション・アパートでは、管理規約や大家さんの承諾が必要になることがある |
| 費用 | 本体と工事をあわせて考える |
| ご自身での取り付け | 給水管への取り付けは、ご自身で行わず専門の業者に相談する |
メンテナンスについては「セントラル浄水器のメンテナンス」、冬の配管の備えについては「冬の水道管の凍結対策」、集合住宅の場合は「セントラル浄水器はマンション・賃貸アパートにも付けられる?」でくわしくご紹介しています。費用の目安は料金表をご覧ください。
給水管への取り付けは「給水装置」のルールに沿って
水道法では、水道事業者が設けた配水管から分かれて家に引き込まれる給水管と、それに直結する給水用具をあわせて「給水装置」と呼び、その設置や変更の工事を「給水装置工事」としています。
給水装置の構造・材質は、国が定める基準に適合している必要があります。基準に合っていない場合、水道事業者は給水契約の申込みを断ったり、基準に合うまで給水を停止したりできるとされています(水道法第16条)。また、水道事業者は、給水装置工事を適正に行える事業者を「指定給水装置工事事業者」として指定することができます(水道法第16条の2)。
セントラル浄水器は給水管に取り付けるものなので、こうしたルールや、お住まいの地域の水道事業者が定める手続きに沿って工事を進めることが大切です。新築の場合は、ハウスメーカー・工務店と設置する業者とで、手続きの分担もあわせて確認しておくと安心です。
AQUAJAPANでは、愛知・三重・岐阜を中心に、全国対応でご相談を承っています。ご相談から下見、設置までの進め方は「導入の流れ」でご紹介しています。
参考情報
- e-Gov法令検索「水道法」(昭和32年法律第177号)第3条第9項・第11項、第16条、第16条の2(2026年10月時点の条文を確認)
- 国土交通省「上下水道:給水装置関連」(2026年10月閲覧)
この記事のまとめ
- セントラル浄水器は、新築・リフォーム・入居後のどのタイミングでも設置を検討できる
- 新築なら、設計や外構の計画の段階で伝えておくと、設置スペースを確保しやすい
- リフォームや中古住宅では、水まわり・給水管・外構の工事と時期を合わせると進めやすい
- 給水管への取り付けは「給水装置」のルールに沿って、専門の業者に相談する
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